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vol.2 YMさんの場合

☆今回取材を受けてくださったYMさんのご経歴☆

飛行機

YMさん

新卒で旅行会社へ就職し、ヨーロッパを中心に扱うツアー企画等を行う。三年後、国内航空会社 客室乗務員に転職し、乗務歴10年以上のベテラン客室乗務員として現在もご活躍なさっている。

 

Q.新卒時の進路選択

卒時は旅行や海外に興味があり、外資系企業を中心に受けていました。19歳の時に旅行に関する資格を取得したり、イタリア語やフランス語等、様々な地域言語に挑戦したり、とにかく海外に関わる仕事に携わりたかったです。

Q.転職を選んだ理由と、客室乗務員を選んだきっかけは何でしょうか。

前職場で30代の未来像がなかなか思い描けなかった事と、向上していける環境ではなかったため3年での転職を決意しました。自らツアーを企画し、販売し、添乗もしたことで、旅行会社での仕事はやり遂げた気持ちで、仕事を始めて2年目で転職活動を行っていました。客室乗務員を選んだきっかけは、同航空会社で働く友人から話を聞いていた事に加え、世界に関わる仕事がしたいと思ったからです。

Q.既卒で客室乗務員に転職して良かったことはありますか。

前職の旅行会社での経験は本当に役に立っていますし、自信にも繋がっています。客室乗務員は常に機内という限られた場所で様々なお客様の安全を守り、快適に過ごして頂く為に仕事を全うします。その際に前職で身につけた、何が起きても動じず、冷静に考え判断し、行動に移す力が役に立っています。添乗員をしていた時に多くのアクシデントを体験し対処したことから、そのような度胸が備わったと思われます。

Q.ずばり、既卒入社して良かったと思いますか。

間違いなく良かったです。何かを経験しておくことはとても大切だと思います。企業はどのように成り立っているのか、実際に会社の中に入り、現場で経験して知る事で更に視野が広がると思います。最近は自分の特技を生かし、会社とのコラボレーション商品を作った事が思い出です。

Q.今後の夢をお聞かせください。

現在は客室乗務員として国際線チーフパーサーを勤めているだけでなく、地上職も兼任しているため、その仕事も両立させつつ、オフの時間も有意義に使い働き続けたいです。

Q.CAを目指す人は他にどんな職業に向いていると思いますか。

これという職業はないと思います。既卒の人はやはり、ホテル業界、グランドスタッフなど接客が好きで接客経験者が多いと思います。接客が好き、人が好き、人の為に何かしたい。これは大前提ではあります。ただ、どんな仕事もCA に活かせます。大切なのはどんな職業かというのではなくて、その人が前職でどんな事を得て学んだ人なのか、どんな事を強みにしていて、それをどのようにCAに活かせるかです。 CAはサービスだけではなく、保安要員でもあります。 人の喜びを自分の喜びとと感じることができる人、責任感がある人、チームスピリットが持てる人、ひたむきに努力できる人、忍耐力のある人、度胸のある人、など、前職を生かせる事がたくさんあると思います。 銀行員、看護士、先生、営業、SE、など様々なバックグラウンドからCAになっており、みなさん活躍しています。いかに前職に打ち込んだかでその人の人間力が高まり、魅力的に輝きます。そんな自信に満ち溢れた人財を求めています。だからこの職業というのはないと思います。

Q.最後にセミナー参加者へメッセージをお願いします。

CAになる前にこれをしなきゃというルールは何もありません。何かに打ち込んで頑張っている人は輝いています。自分の強みを認識することも大切です。その強みを生かしつつ、お客様のために、仲間のために何ができるかを考えてる行動できる人と一緒に働きたいと私は思っています。そんなみなさんと一緒に働ける日を楽しみにお待ちしています!

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